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アエロメヒコ航空、世界で最も定時運航率の高いグローバル航空会社の座を2年連続で獲得、カタール航空はプラチナ賞を受賞


ヴァージン・アトランティック航空、定時運航率の改善により、新設の「最優秀改善航空会社賞」を初受賞コパ航空は記録を更新し、11回目の地域タイトルを獲得

ロンドン(2026年1月2日) – 航空データ分析のリーダーであるCirium(シリウム)が本日発表した「2025年定時運航実績レビュー(On-Time Performance Review)」によると、アエロメヒコ航空は定時運航率90.02%を記録し、2年連続で「世界で最も定時運航率の高いグローバル航空会社」の称号を獲得しました。

2009年にCiriumが本プログラムを開始して以来、グローバル部門での連続受賞を達成したのはアエロメヒコ航空が史上2社目となります。同社は23か国で18万8,859便を運航しながら、業界トップクラスの運航信頼性を維持しました。

アエロメヒコ航空が世界首位を維持、各地域部門の最優秀航空会社も決定

アエロメヒコ航空は定時運航率90.02%でグローバル航空会社部門の首位を獲得しました。2位には86.53%のサウディア航空、3位には86.09%のSAS(スカンジナビア航空)が続き、激しい競争が繰り広げられました。1位と3位の差はわずか3.93ポイントであり、業界全体で運航基準が向上していることを反映しています。

地域別の受賞航空会社は以下の通りです:

カタール航空、航空会社プラチナ賞を受賞

カタール航空は、ドーハを拠点とする同社のグローバル・ハブ・ネットワーク全体における卓越した運航実績が評価され、Ciriumの「航空会社プラチナ賞(Platinum Award)」を受賞しました。同社は、6大陸にまたがる19万8,303便以上の運航において、定時運航率84.42%を達成しました。

ヴァージン・アトランティック航空、新設の「最優秀改善航空会社賞」を受賞

ヴァージン・アトランティック航空は、グローバル航空会社の中で前年から最も大きな運航実績の改善を達成した航空会社として、Ciriumが新設した「最優秀改善航空会社賞(Most Improved Award)」を受賞しました。英国を拠点とする同社は、2024年の定時運航率74.01%から2025年には83.45%へと改善し、前年比で9.44ポイントの大幅な向上を記録しました。

この新設された賞は、実質的な運航規模を維持しながら大幅な改善を達成した航空会社を表彰するもので、評価対象となるには前年の定時運航率が70%以上であることが要件とされています。これは、低水準からの一時的な回復ではなく、真の運航実績の向上(オペレーショナル・エクセレンス)を評価することを目的としています。

2025年は世界の空港でも高い定時運航実績を記録

大規模空港部門では、サンティアゴ・アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港が、出発便の87.04%を定時で運航し、首位を獲得しました。

中規模空港部門では、パナマのトクメン国際空港が出発便の93.34%を定時で運航し、首位となりました。小規模空港部門では、エクアドルのグアヤキル・ホセ・ホアキン・デ・オルメド国際空港が、出発便の91.47%を定時で運航し、2年連続で首位を獲得しました。

また、イスタンブール空港は、運航の複雑性、運航障害時の乗客への影響、ならびに成長の軌跡を総合的に評価するCiriumの「空港プラチナ賞」を受賞しました。なお、前年の空港プラチナ賞は、コロンビア・ボゴタのエルドラド国際空港が受賞しています。

業界動向と分析

Jeremy Bowen, Chief Executive Officer

CiriumのCEOであるジェレミー・ボーエンは、次のように述べています。
「一貫した定時運航実績を維持するためには、高度なネットワーク計画、運航の連携、そして不測の事態が発生した際の迅速な復旧能力が不可欠です。今回の結果は、航空業界のトップパフォーマーを特徴づける、厳格な運航規律を反映したものです。」

「カタール航空のプラチナ賞受賞は特に重要です。これは、業界で最も複雑なハブ構造の一つを運営しながら、6大陸にわたり高い定時運航率を維持できることを実証したからです。19万8,303便の運航で84.42%という定時運航率は、ネットワーク型航空会社の新たな基準となるものです。同様に、コパ航空がラテンアメリカ部門で11回目の受賞を果たしたことや、デルタ航空が北米部門で5年連続受賞を達成したことは、業界のリーダーと競合他社を分かつ、持続的な運航への注力を示しています。」

定時運航実績レビューについて

今年で17年目を迎えるCiriumの定時運航実績レビューは、航空会社、空港、GDS(グローバル・ディストリビューション・システム)、民間航空当局など600を超えるリアルタイム情報源から取得したフライトデータを分析しています。航空業界のベテランで構成される独立した諮問委員会が、同レビューの監督および指針を提供しています。

定時運航便とは、到着予定ゲート時刻から15分未満に到着した便を指します。空港の定時性は、出発予定時刻から15分未満に出発した便を基準に評価されます。航空会社および空港を対象とするプラチナ賞では、運航の複雑性、ネットワーク規模、運航障害発生時の乗客への影響、ならびに年間を通じた一貫性などが考慮されます。

2025年に新設された最優秀改善賞では、低水準からの一時的な回復ではなく、実質的な運航実績の向上を評価するため、前年における定時運航率が70%以上であることが要件とされています。

2025年 ランキング完全版

グローバル航空会社部門トップ10

順位航空会社定時到着率総運航便数
1位アエロメヒコ航空(AM90.02%188,859
2位サウディア航空(SV86.53%202,864
3位SASSK86.09%249,674
4位アズール航空(AD85.18%304,625
5位カタール航空(QR84.42%198,303
6位イベリア航空(IB83.52%188,447
7位LATAM航空(LA82.40%580,707
8位アビアンカ航空(AV81.73%266,921
9位ターキッシュ エアラインズ(TK81.41%421,090
10位デルタ航空(DL80.90%1,800,086

北米航空会社部門トップ10

順位航空会社 定時到着率総運航便数
1位デルタ航空(DL80.90%1,800,086
2位アラスカ航空(AS79.20%453,031
3位スピリット航空(NK78.83%218,265
4位ユナイテッド航空(UA78.77%1,732,450
5位サウスウエスト航空(WN77.04%1,422,405
6位アメリカン航空(AA76.43%2,259,576
7位ジェットブルー航空(B674.66%313,318
8位ウエストジェット航空(WS73.58%205,501
9位エア・カナダ(AC73.26%383,819
10位フロンティア航空(F972.14%208,987

欧州の航空会社部門トップ10

順位航空会社 定時到着率総運航便数
1位イベリア・エクスプレス(I288.94%37,119
2位SASSK86.09%249,674
3位オーストリア航空(OS83.74%124,457
4位イベリア航空(IB83.52%188,447
5位ヴァージン・アトランティック航空(VS83.45%26,359
6位アイスランド航空(FI83.23%39,425
7位ブエリング航空(VY82.20%228,611
8位ターキッシュ エアラインズ(TK81.41%421,090
9位ノルウェー航空(D8DY80.96%150,784
10位フィンエアー(AY79.67%116,652

ラテンアメリカ航空会社部門トップ10

順位航空会社 定時到着率総運航便数
1位コパ航空(CM90.75%133,748
2位アエロメヒコ航空(AM90.02%188,859
3位ゴル航空(G387.75%238,182
4位アズール航空(AD85.18%304,625
5位LATAM航空(LA82.40%580,707
6位スカイ航空(H282.39%55,116
7位アビアンカ航空(AV81.73%266,921
8位ジェットスマート・チリ(JA76.91%90,460
9位アルヘンティーナ航空(AR76.54%107,490
10位この地域で条件を満たした航空会社は9社のみでした  

アジア太平洋航空会社部門トップ10

順位航空会社定時到着率総運航便数
1位フィリピン航空(PR83.12%116,268
2位エア・ニュージーランド(NZ79.29%171,216
3位ANANH78.88%309,998
4位シンガポール航空(SQ78.58%121,293
5位JALJL78.25%313,410
6位インディゴ航空(6E78.12%802,418
7位キャセイパシフィック航空(CX76.78%119,193
8位ヴァージン・オーストラリア航空(VA76.54%155,038
9位カンタス航空(QF76.51%276,859
10位大韓航空(KE75.34%133,252

中東・アフリカ航空会社部門トップ10

順位航空会社定時到着率総運航便数
1位サフエアー(FA91.06%62,805
2位ロイヤル・ヨルダニアン航空(RJ90.73%37,524
3位フライアディール(F386.54%69,971
4位サウディア航空(SV86.53%202,864
5位エアリンク(4Z84.47%84,361
6位カタール航空(QR84.42%198,303
7位オマーン航空(WY83.10%38,828
8位南アフリカ航空(SA81.26%24,461
9位エティハド航空(EY81.06%100,620
10位クウェート航空(KU79.50%29,977

大規模空港部門トップ10

順位空港定時出発率総便数
1位サンティアゴ アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(SCL87.04%153,326
2位リヤド キング・ハーリド国際空港(RUH86.81%264,614
3位メキシコシティ ベニート・フアレス国際空港(MEX86.55%295,737
4位ホノルル国際空港(HNL86.51%156,139
5位オスロ ガーデモエン空港(OSL86.00%204,882
6位リマ ホルヘ・チャベス国際空港(LIM85.54%183,137
7位ソルトレークシティ国際空港(SLC85.04%243,848
8位コペンハーゲン空港(CPH84.72%236,903
9位ドーハ ハマド国際空港(DOH84.70%251,864
10位ストックホルム アーランダ空港(ARN83.59%181,238

中規模空港部門トップ10

順位空港定時出発率総便数
1位パナマシティ トクメン国際空港(PTY93.34%148,065
2位ブラジリア国際空港(BSB88.36%114,481
3位ヨハネスブルク OR・タンボ国際空港(JNB86.22%189,542
4位大阪伊丹国際空港(ITM86.04%136,489
5位ダンマーム キング・ファハド国際空港(DMM85.15%94,768
6位リオデジャネイロ ガレオン国際空港(GIG85.13%115,384
7位ポートランド国際空港(PDX85.02%159,964
8位ヴィラコッポス・カンピーナス国際空港(VCP84.55%111,758
9位サンノゼ ミネタ国際空港(SJC83.66%99,182
10位ベロオリゾンテ国際空港(CNF83.57%113,857

小規模空港部門トップ10

順位空港定時出発率総便数
1位グアヤキル ホセ・ホアキン・デ・オルメド国際空港(GYE91.47%34,068
2位エルサルバドル国際空港(SAL90.28%47,203
3位リオデジャネイロ サントス・ドゥモン空港(SDU89.67%58,303
4位スタヴァンゲル空港(SVG89.55%38,894
5位キト マリスカル・スクレ国際空港(UIO89.45%42,911
6位ケープタウン国際空港(CPT88.72%82,030
7位エリソン・オニヅカ・コナ国際空港(KOA88.48%32,702
8位サルバドール国際空港(SSA87.32%55,594
9位トロンハイム空港(TRD86.95%47,291
10位アンマン クイーン・アリア国際空港(AMM86.82%76,734

Ciriumの2025年定時運航パフォーマンスレビュー全容は、https://www.cirium.com/on-time-performance でご覧いただけます。


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